物流・倉庫コラム
Vol.22 物流の「リードタイム」とは何か?
「注文してから届くまで、どれくらいかかりますか?」
ネットショッピングをするとき、多くの人が真っ先に気にするのが、
「届くまでの時間」
ではないでしょうか。
実はこの「注文から手元に届くまでの時間」、物流業界では
「リードタイム」
と呼ばれています。
今回はこの言葉について、身近な例を交えながらご紹介いたします。
リードタイムは「出前の待ち時間」と同じ
リードタイムを一番イメージしやすいのは、出前やデリバリーの「待ち時間」です。
お店に注文を入れてから、料理を作り、バイクや車に積んで、自宅まで届けてもらう。この「注文~到着」までのすべての時間が、まさにリードタイムの考え方そのものです。
物流の世界でも同じで、注文を受けてから、倉庫で商品をピッキングし、梱包し、トラックに積んで、実際にお客様の手元に届くまでの一連の時間を「リードタイム」と呼びます。

リードタイムが短いほど「早い」お店
出前でも「注文してから20分で届く店」と「1時間かかる店」があれば、多くの人は前者を選びたくなりますよね。
これは通販でも同じで、「翌日には届く」ネットショップと、「1週間かかる」ネットショップでは、当然前者の方が選ばれやすくなります。そのため、多くの企業がこのリードタイムをいかに短く、正確にできるかを日々工夫しています。
豆知識💡 「リードタイム」と「納期」は少し違う
似た言葉に「納期」がありますが、実はニュアンスが少し異なります。
納期
:
「いつまでに届けるか」
という約束・期限を指します。
リードタイム
:
「実際にどれだけの時間がかかるか」
という所要時間そのものを指します。
まとめ
普段何気なく持っている「届くまでの時間」の裏側には、少しでも早く、正確に届けようとする物流現場の工夫が詰まっています。次に荷物を待つときは、その裏側にある「リードタイム短縮」の努力にも、少し思いを馳せてみてください。