物流・倉庫コラム
Vol.14 物流会社に「点呼」って何をしている?
物流会社では、トラックが出発する前と帰ってきた後に「点呼(てんこ)」を行います。
点呼は単なる出欠確認ではありません。
ドライバーが安全に運行できる状態かを確認する大切な業務です。
出発前に確認すること
- アルコール
- 体調(発熱・睡眠・疲労など)
- 免許証の確認
- 運行ルートや注意事項
- 車両の異常がないか
帰庫後に確認する
- 事故やヒヤリハットはなかったか
- 車両の不具合はないか
- 道路状況や配送先での情報共有
- アルコールチェック

なぜそんなに重要なの?
例えば「少し眠いけど大丈夫だろう」を見逃すと大きな事故につながる可能性があります。
点呼は、
ドライバーを管理するためではなく、ドライバーを守るための仕組み
でもあります。
現在、事業用トラックではアルコール検知器を使った確認が義務化されています。
「昨日飲んだから大丈夫」と思っていても、体質によっては翌朝までアルコールが残っていることがあります。
物流は「荷物を運ぶ仕事」ですが、その前に大切なのは“人の安全”です。
毎日の点呼という数分の積み重ねが、事故を防ぎ、お客様の荷物を守り、会社の信頼につながっています。
安全は特別なことではなく、毎日の当たり前から生まれる。
これが物流の現場で大切にされている考え方です。