物流・倉庫コラム
Vol.27 物流業界でよく聞く「SKU」って何のこと?
クローゼットの中の服を思い浮かべてみてください。
同じ「Tシャツ」でも、白のMサイズ、白のLサイズ、黒のMサイズ…と、色やサイズが違えば、それぞれ別のアイテムとして数えますよね。
実は物流の世界にも、これとそっくりな数え方のルールがあります。
それが「SKU」です。

SKUとは
SKUとは「Stock Keeping Unit(ストック・キーピング・ユニット)」の略で、在庫を管理する上での最小単位のことを指します。
たとえば同じTシャツでも、「白・Mサイズ」と「白・Lサイズ」は、商品名としては同じ「Tシャツ」でも、在庫管理の上では別々の「1SKU」として数えられます。
つまりSKUは、「同じ名前の商品でも、色・サイズ・味・容量などが違えば別もの」として区別するための、在庫管理の最小単位ということです。

SKU数が多いほど、管理は複雑になる
クローゼットの中身が、Tシャツ1種類だけなら管理は簡単ですが、色違い・サイズ違いのバリエーションが増えるほど、
「どこに何があるか」を把握するのが大変になっていきますよね。
物流の現場でも同じで、取り扱うSKU数が多くなるほど、倉庫内の在庫管理やピッキング作業は複雑になります。
そのため、多くの企業では、SKUごとに倉庫内の保管場所を細かく分け、システムで一元管理することで、この複雑さに対応しています。

まとめ
SKUは、見た目には同じ商品でも、
色・サイズ・味といった違いをきちんと区別して管理するための、
いわば「在庫の戸籍番号」のようなものです。
クローゼットの整理と同じように、細かく分類して管理することが、スムーズな物流を支える土台になっています。