株式会社ヤマックス

物流・倉庫コラム

Vol.20 トラック輸送と鉄道輸送、コストとスピードの違い

引越しするとき、「自分の車で運ぶ」「引越し業者のトラックにお願いするか」で迷ったことはありませんか?実は物流の世界にも、これに似たような「どっち運ぶ?」という選択があります。それが「トラック輸送」と「鉄道輸送」です。今回はこの2つの違いを、身近な例を交えながらお話しします。

   

トラック輸送は、いわば「タクシー」のようなものです。

行きたい場所(届け先)まで、道さえつながっていればどこへでも直接向かうことができます。荷物を積んだらすぐに出発でき、家の前や会社のすぐ近くまで運んでくれる、この「ドアからドアへ」の融通の利きやすさが最大の強みです。

   

一方、鉄道輸送は「新幹線」のようなイメージです。

決まったレールの上を、大量の荷物をまとめてドーンと一気に運ぶことができます。1本の列車でトラックな重大も荷物を運べるため、長い距離をたくさんの荷物で運ぶときには、1個あたりのコストをぐっと下げられるのが強みです。

   

   

   

   

近所へのお届け物なら、身軽に動けるタクシー(トラック)が便利ですよね。でも、遠くの街へ大量の荷物をまとめて送りたいなら、新幹線(鉄道)に乗せてしまった方が効率的、というわけです。

実際の物流の現場でも、この考え方と同じように「近距離・小口はトラック」「長距離・大量は鉄道(+末端はトラック)」という組み合わせがよく使われています。

   

豆知識💡 貨物列車は「機関車1台」じゃない

普段何けなく見ている貨物列車ですが、実はコンテナを積んだ貨車を機関車がえんえんと引っ張っており、その長さは1本で1,000mを超えることもあります。これは高速道路をトラック65台分が一列で走っているのとほぼ同じ量の荷物を、1本の列車で運んでいる計算になります。

   

まとめ

トラックと鉄道、どちらが優れているかというわけでなく、荷物の量や距離によって「使い分ける」ことが大切です。皆さんの手元に届く荷物も、もしかすると陰でこの2つの乗り物リレーによって運ばれてきているかもしれません。